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ビレッジ3

東高OG・OBの皆様、こんにちは。

『ビレッジ』を始めたきっかけが、娘さん(高50回)がインド人男性と結婚していたからと前述しましたが、娘さんはインドを旅行中インド楽器『タブラ』に出会いました。その教室に顔を出すうちに、習わないかと誘われて師匠になったのが現在の旦那さんだそうです。

旦那さんはインド楽器『ダブラ』奏者で、インド共和国60周年記念で演奏されるほどの方です。

インド楽器『タブラ』とは、北インドの打楽器です。

Prop._Tabla[1]

インド音楽には楽譜がないそうです。師匠の教える旋律を体で覚えて習得します。日本の落語の習得と同じですね。演奏も楽譜がないので共演者との即興となります。今まさに作り上げられる音楽を観客は体で感じることができるというわけです。
なんだか、すごいですね♪

私も以前、『ビレッジ』でのインド音楽コンサートを聴きに来たことがあります。灯を落とした店内に、インド独特の音色が流れ、とても幻想的な雰囲気に酔いしれた事を覚えています。
また、演奏会を聴きたいです。

 

取材の最後に、インドのお話しをしてくださいました。

【インドのお話し①】
インド人は家族をとても大切にするということ。日本では、「便りのないのは良い便り」といいますが、インドでは、3日も便りがないと、連絡が出来ないほど何かがあったと思われるそうです。なので、娘婿さんは毎晩インドの家族に電話をするそうです。

また、インド人は目上の人を敬うので、娘婿さんを空港に送った時、セキュリティチェックに入る前に必ず藤本さんの足元にひざまずき、足の甲にそっと触れる挨拶をするそうです。帰国時にも同じ挨拶をされるそうです。
初めてのときは周りに大勢の人がいて驚いたそうですが、今ではインド文化と受け入れているそうです。

【インドのお話し②】
インドでは、「水に気を付けて」とよく聞きますが、藤本さんは初めて訪れたインドでオムライスにあたったそうです。日本ではよく見る料理だから気を許したそうですが…。翌日、ひどい下痢に悩まされたそうです。店先にあった卵を思いだし、料理される前から危険だったことに思い当たったそうです。
しかし、この経験以降一度もお腹を下したことがないとか…。

【インドのお話し③】
インドの電車の駅には、日本のように案内板がないため、停車した駅がどこなのかわかりません。藤本さんは、電車に乗ったらまず周りのインド人に何駅で降りたいんだと伝えておくそうです。そうすると皆が教えてくれるそうです。
国が違えば~ですね。

また、インドでは計画停電がよくあるそうで、夜のホームで計画停電が起きると、置き引きにあうので注意するようにって、娘婿さんからアドバイスをされたそうです。計画停電を狙った少年たちの犯行が多いそうです。

【インドのお話し④】
インドには1年に1度は行っているそうで、バナラシののどかな場所でのんびりと暮らすそうです。インド滞在中は、朝起きると、顔を洗い、歯をみがき、ヒゲを剃って、チャイを飲む。これがインドでのいつもの朝だそうです。
素敵な朝ですね~。

インドの家族を話をするときは、お孫さんが通訳をしてくれるそうです。子供は言葉を覚えるのが早いですね。うらやましいです。
インドのおじいちゃん、おばあちゃんと日本のおじいちゃんの間を行き来するお孫さんの姿が目に浮かびますね。なんて微笑ましい光景でしょう。

 

観光だけでは知りえないインドの裏側まで知っている藤本さんのお話をもっと聞いていたくなりました。
でも、この続きはまたの機会に伺うことにして、この辺で終わりにします。

最後に、お店の前で♪

DSCN2411

娘婿のチントゥーさん、お孫さんと一緒に

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