携帯サイト用QRコード

本サイトは携帯端末(NTT DoCoMo、au by KDDI、Softbank)でもご利用できます。下記QRコードから携帯版にアクセス可能です。 QR_Code

井澤本家6

次はいよいよ、仕込みですね。

大きなタンクに酒母、麹、蒸米、水を入れてもろみを仕込みます。

pict-P1000684

仕込みは三段仕込み。

1日目(初添え)は、酒母を仕込みタンクに移し、そこへ麹、蒸米、水を入れて櫂棒で良くかき混ぜます。翌日は仕込みをお休みして、酵母をゆっくりと増やします(踊り)。

3日目に2回目の仕込み(仲添え)で、初添えの約2倍にあたる麹と蒸米と水を入れます。4日目に3回目の仕込み(留添え)で、仲添えの約2倍にあたる麹と蒸米と水を入れます。

3回にわけて仕込むことによって、雑菌の繁殖を抑えつつ酵母の増殖を促し、もろみの温度管理をしやすくしているんですね。

タンクの中では、麹がデンプンをブドウ糖に変化させるのと、そのブドウ糖を酵母が食べてアルコールを出す発酵が同時におきています(並行複発酵)。発酵の時、炭酸が出るのでタンクの中をのぞくと、泡がポコポコしているのが見れます。お酒が息をしているみたいですね。3~4週間かけて発酵します。

 

これは、搾り機ですね。

発酵が終わったもろみは搾り機でお酒と酒粕に分けられます。

搾られたお酒は、このきれいな瓶に濾過されます。

 

こうして、約60日をかけて日本酒は誕生します。

同じ銘柄でも、新酒と去年のお酒では味が違いますよ。飲み比べてみてはいかがですか?

 

カノ有名な中田英寿さんも、ここ井澤本家を訪れ、「倭小槌」を堪能されたとか。中田氏のお気に入りのお酒も紹介され、サインも飾られていました。

pict-P1000646 

次へ続く…


Leave a Reply

You can use these HTML tags

<a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <s> <strike> <strong> <img localsrc="" alt="">

  

  

  

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください