今日は、日本酒の種類についてお話しましょう。
普段、何気なく飲んでいる(おいしく飲んでいる)日本酒ですが、皆さんは違いを知っていますか?私は、全然知りませんでした。
「純米酒」「吟醸酒」「大吟醸酒」は聞いたことがあるでしょう。
純米酒はその名の通り、米を100%使用したお酒です。純米酒に一定量の醸造アルコールを加えて造ったのが、本醸造酒です。
この純米酒と本醸造酒は、精米歩合が70%以下(米の30%以上を削る)と決められています。
さらに、60%以下に精米した上、低温でじっくりと醸したお酒を「吟醸酒」、50%以下まで精米した吟醸酒を「大吟醸酒」といいます。
つまり、吟醸酒や大吟醸酒のうち、醸造アルコールを加えていないお酒を「純米吟醸酒」「純米大吟醸酒」というわけですね。
飲み比べてみると…
井澤さん曰く、米をたくさん削ったほうが、香りはフルーティで、のどごしすっきりだそうです。そして、アルコールを加えたほうが香りがたつのだそうです。
そう言われれば…そんな気も…
利き酒は、あまりたくさん飲むものじゃないですね…
どれがどれだか…
皆さんは蒸留酒って聞いたことありますか?
お酒を加熱してアルコールだけを蒸発させ、この蒸気を集めて液体に戻すと、元のお酒よりアルコール度の高いお酒になります。この度数の高いお酒が、蒸留酒ですね。
では、ここで皆さんに質問!
お酒を蒸留すると焼酎になりますが、ビールを蒸留したお酒はなんでしょう。
また、ワインを蒸留したら?
答え:ビールを蒸留するとウィスキーになり、ワインを蒸留するとブランデーになります。
皆さん、正解しましたか?
完(一旦、井澤本家の取材はここで終了させて頂きたいと思います)
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