東高OB・OGの皆様、こんにちは。
「会いたい先輩」です。
今回は、円光寺のご住職 小松靖典(高17回)さんです。
円光寺は、明治新政府が出した神仏分離令によって、この地に引っ越してきました。
皆さんは知ってましたか?
それまで、同じ敷地内にお寺と神社があったことを。
行事はすべて住職が行っていました。
神社は、鎮守の目的で存在していたようです。
なので、円光寺も天満神社の北側にあったのです。
その証拠に、円光寺にも梅の文様があります。
そう!瓦の模様が梅なんですね。
お寺の中を案内して頂きました。
いくつもの和室を紹介されて、本堂へ。
そうそう、その前に。
和室の柱に『六葉釘隠し』がありました。
釘隠しにはいろんな種類がありますが、この六葉釘隠しは、姫路城の釘隠しと同じですね。
それでは、本堂へ。
本堂は宗派によって内装が決まっているそうなので、円光寺は真言宗の造りですね。
ご住職は阪神淡路大震災の経験から、自然災害を考慮して、本堂にいろいろな工夫をされていました。
お寺は避難所になりますよね。
そこで、本堂の中を間仕切ってプライベート空間が作れるようになっていました。
その時に、どこからでも電源が取れるように、床の柱の中にコンセントが埋め込まれていました。
また、本堂もトイレもバリアフリーに。
本堂内にはたくさんの仏様がいらっしゃいました。(当然か…)
本堂の裏にも、たくさんの仏様が…。
そこに、興味をひく物がありました。
ずいぶん昔。
まだ五右衛門風呂(知ってるかな~)のような入れ物に、亡くなった人を座ったまま納めていた時代、清められた土を上から亡くなった人にかけていたそうなんですが、その土を入れる器です。ご住職曰く、とっても貴重なものだそうです。
次回に続く…
コメント