東播磨、とりわけ加印地区は風土記・万葉集の時代から風光明媚な「印南野」として記録され、歌われてきました。昨年の秋、清流会稲美支部では身近にある史跡や風景に親しもうと播州葡萄園跡・葡萄園池・井澤本家等を訪ねる第1回ウォーキングを実施しました(11月23日)。稲美支部ホームページでの告知から二週間たらずであったにも関わらず、精鋭?数人が集まり、広々とした風景を楽しみました。「稲美町の中でこれほど歩いたのは初めて・・・」という感動?の声もありました。
第2回目は明石の海岸を歩きます。東二見の海浜公園から淡路島を眺めながら東に向い、松林に海風が鳴る住吉神社をめざします。帰りは山陽魚住駅から電車で戻るので、脚力が少し心配な方にも安心して参加していただけます。豊かな風土を実感してください。
第2回 東二見から住吉神社への海岸遊歩道 【明石市】
●日時 11月24日(振休・月) 午前9時00分(集合)~12時20分(解散) ●集合場所 稲美中央公園駐車場 ●参加費 200円(当日集金、資料代・駐車場代・保険代) ※山陽電車の乗車賃150円は参加者負担。 ●順 路 約5キロ、1時間30分(ウォーキングの時間)
稲美中央公園→(車で移動)→二見人工島(明石海浜公園駐車場)→海浜公園展望台 →東二見橋(地中海のリゾート地のような風景)→海岸遊歩道(淡路島を眺めながら・・・) →住吉神社(海風が鳴る松林、能舞台)→山陽魚住駅→(電車3分150円)→東二見駅 →街中散策→東二見橋→二見人口島(駐車場)→(車で移動)→稲美中央公園
※小雨決行とさせていただきます。 雨天中止の場合は、清流会稲美支部ホームページでお知らせします。 天候急変の可能性もあり、雨具をご用意ください。 飲物等は各自でご用意ください。
※参加申込・お問い合わせ先 080-1482-3381 高田道夫(稲美支部会計)
※参考(明石市に関係するエピソードがある書籍) ●直良三樹子『見果て夢「明石原人」 考古学者直良信夫の生涯』(角川ソフィア文庫) 著者は、“明石原人”の人骨化石を発見した直良信夫の妻。 ●春成秀爾『「明石原人」とは何であったのか』(NHKブックス) 著者(国立歴史民俗博物館教授)は明石出身。“明石原人”発見場所の大規模発掘を試みた人。 ●松本清張『或る「小倉日記」伝』(角川文庫) “明石原人〟の化石発見に関わる学会の反応を描いた短編を収録。 ●大岡昇平『わが復員わが戦後』(徳間文庫) 終戦後、復員した著者は妻子が疎開していた明石市大久保町大窪(大久保駅北、歩数分)に住む。当地で名作『俘虜記』が書き始められた。 ●三木谷浩史『成功のコンセプト』(幻冬舎文庫) 明石高校出身の著者が「楽天」を創業し、“時の人”になったことはあまりにも有名。
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