8月15日
種まきから早2週間が経ちました。 コスモスはどうなっているでしょうか…
まだまだ小さいですが、すくすく育っていました。
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8月15日 種まきから早2週間が経ちました。 コスモスはどうなっているでしょうか… まだまだ小さいですが、すくすく育っていました。 東高OG・OBの皆様、こんにちは。 「会いたい先輩」です。 8月1日(土)の朝、以前ご紹介しました見谷営農組合組合長の小山和彦(高18)さんから「コスモスの種まきやってるよ」と連絡をいただき、急ぎ現場に向かいました。 この日も朝から暑い日で、見谷支部のみなさんは汗をびっしょりかきながらプロジェクトを遂行されていました。 これは、環境を守るために組織された加古地区環境保全協議会の事業のひとつです。 会場となるのは、池の埋立地を利用した1丁6反の土地。 この大きな土地にコスモスでどんな絵を描くのか… 熟孝の末に決まったのは、ハートの中に「稲美町章」と町政60周年の「60」を描いたもの。 会場をカメラに収めようとハートを中心に下から写真を撮りましたが、なんだかわかりません。その様子を見て「高い所から撮らんと」と言われました。 確かに…(笑) そんなことをしている間にも見谷支部のみなさんは土地をならし 計測して杭を打って白ロープを引き 消石灰で下絵を描き コスモスの種を蒔き 雑草が生えないように籾殻をまく 籾殻で「稲美町章」「60」が浮かび上がりました。わかりますか? 最後に、大きな除草剤噴霧機械が登場! 両腕をいっぱいに伸ばし、広大な土地に除草剤を撒きました。 今後も、コスモスの生長をお伝えしていきます。お楽しみに♪ […] 東高OG・OBの皆様、こんにちは。 【稲美町の野菜を長く美味しく食べてもらうには】 北川 : お米って、時間が経つとまずくはなるけど1年はもつでしょ。野菜って長持ちしない。それだったら、ゆでて、缶詰にして、それしかないと思いますね。それかもしくは冷凍かね。 藤田 : 冷凍かな。ブランチングして冷凍やね。 北川 : ブランチング? 藤田 : ちょっと熱処理する。 北川 : それをブランチングっていうんですか。 藤田 : でも、冷凍すると味は落ちるね。ピューレとかソースの材料にしてしまうんだったらいいけど。それでもブランチングして、出てるんちがうかな。 北川 : お魚の缶詰も美味しいですよね。さんまの煮付けとか、いろいろあるし。 藤田 : 圧力かけて缶詰にしたらいいんよね。 北川 : 缶詰にしたら、防腐剤とかいろんな添加物とか入れなくても缶の中で殺菌してしまうからいいですよね。 藤田 : 防腐剤が入ってないことはないな。どうしても酸化するからな。 北川 : 酸化防止剤、アスコルビン酸か。どこがするかですよね。 藤田 : 農協みたいなところがやらなあかんねんけどね。農協は儲からんでいいから、資産も持ってるし、地域の振興役になったらいいんやけどね。 北川 : 新しい斬新な人が工場を起こすのがいいですよね。社交性のある人がね。こじんまりした商店みたいなものでもいいし、地域と連携しながら運営していったらね。 藤田 : 僕はもう年寄りやから。 北川 : 藤田さんはアイデアとか、昔話とか教えてくれるだけで十分ですよ。0から始めるよりはね。今の若者はなんでもやる気はすごくあるけど、1次産業で手一杯ちがうかな。 藤田 : どこに行っても、営農組合は6次産業までは手が出せないね、自分のところで手一杯やな。今やってることを継続するだけでも大変やもんな。 北川 : そうそう。営農組合の中に面白い発想の人がいればいいんですけどね。 話はまだまだ続きますが、時間となりましたのでまた別の日に会を開くことになりました。 この続きは、お楽しみに♪ 東高OG・OBの皆様、こんにちは。 【農業委員会のあり方】 藤田 : 本当に今後農業でやっていこうと思ったら、どういうふうな政策でやっていかなあかんのかな。というのはね、今農業委員会っていらないって言われてるでしょ。 北川 : 養父市のように。 藤田 : 養父市も含めてね。農業委員会の今後のあり方って、国では出てるんやけど、稲美町としては農業委員会はどうしたらいいんかな。稲美町の農業をどういうふうにするって、本当に考えないかんのちがうかなって小委員会のほうに投げかけてるんやけどね。自分も考えないかんのやけれど… 北川 : 難しい問題ですよ。日本の中でも、農業委員会をなくせっていう論調っていうのはありますね。僕の理解なんですけど、すべての市場が飽和している中で、農業を規制緩和したら株式会社が入りやすくなるでしょ。公務員の労働も同じなんですけど、どうして公務員の仕事を民間委託にするのかっていうと、学校給食であったり図書館の運営であったり、市場が飽和してるんですよ。市場が飽和してるから、公務労働を民間委託すると市場が入りやすくなる。それの最終系っていうのが戦争なんですよ、わかりやすく言うと。戦争ってスクラップ&ビルドだから、資本主義で建てたコンクリートの物を壊して、土木建築がどんどん入ってくる。お金がまわる、投資がまわる。大きな話になってしまうけど、それと同じ感じで、農業という城があってそれを壊したらとても入りやすい。エコノミストとか霞ヶ関の理論で、農林水産省以外の理論として成り立つんですけど、私たちはそれをどう考えるかというと、地域によってばらばらですね。例えば稲美町だったら農業委員会があってしかるべきだと思うし、尼崎とか都市部だったらあってもなくてもいいと思うし。難しい。 藤田 : 難しいやろ。本当に必要やというのは、防波堤にね農業委員会がなるべきところもあると。 北川 : 当然あります。 藤田 : 今農地っていうのは、ひとつの固定資産として価値があるから皆持ってるんやけど、持ってたら閉鎖的になるでしょ。人が貸してくださいっていったら貸してもいいんやけど、これは自分のところの財産やから人には貸さんとかね、そういうイメージがものすごく強い。そのへんをもう少し流動的にしながら自分のところの資産としては確保してあげれるようにということができないと農業は振興しないかな。 北川 : これがまたね、いくら税金を投入してもうまくいかないんですよね。国の役人が全国でヒアリングをするんですけど、農業者の新規就農で5年以内の離職率がとても高いんですよね。半分以上辞めていくとかいろんなデータがあるんですけど、最大のバラマキって批判されてる人農地プランや青年就農給付金っていってね、そこを補うために、5年間は毎年150万円あげますよという制度があるんです。その制度が始まって今年で3年目なんですけど、10年くらいしないと総括できないと思うんですよね。そういう政策をね、過去にもやってきたじゃないですか。それの答えっていうのはね本当に出ないと思いますよ。例えば日本がね、第3次世界大戦に突入しましたよっていったら当然農業は見直される。海外から食料が入って来ないからね。農地が大事だって論調になるでしょ。一瞬一瞬の社会情勢によってコロコロ変わるから、答えはないんですけど常に考えていくっていう作業になるんですよね。稲美町はあまりにも恵まれすぎてるから考える余地がないというか、江戸時代より前の人たちが苦労して作った安定した土台の上にね。昔は何も農作物ができなかった土地ですよね。 藤田 : そうやね。 北川 : その土地に、水をサイフォンの原理で引いてきて(御坂サイフォン橋)という歴史的な背景があってみんな幸せに暮らしてるんですけど、それに安住してしまって考える力を失ってしまっているのかなと。平和ボケしてる。 藤田 : 平和ボケではないと思うんやけど。なんかね、偏りすぎてるんちがうかなっていうところはあるんよね。というのはね、昔の人はね、水の大切さっていうのはものすごく持っててね、ため池を作って、ため池に水を貯めるっていうことで地下水の水位を上げる効果を常に持っていたんやね。ところが、もう田んぼはしないんからため池潰したらいいわってね、どんどん潰してるわけ。それは地下水位を下げてるわけで、この土地に水が来ないように自分たちで水脈を絶ってるわけね。豊富な地下水があるから、今までの酒屋さんだとかの発展もあるのにね。 北川 : なるほどね。 藤田 : そういうのが全然表面に出なくて、上面だけでもう水なんかいらないってやってることがおかしい。 北川 : 昔ため池って130個を超えてたんですけど、今は88個に減ってしまってるんですよね。 藤田 : 今まで淡山疎水のおかげで水をこの地域に引っ張ってこれて、地下水が豊富にあってね。今でも地下水の恩恵で稲美町は上水道があるんやけど。 北川 : そうですね。特に日の出さんなんかは、すごい量の地下水を使ってるわけですよ。例えば、水を買って事業をしようと思ったら運営ができないくらいの地下水を汲んで上げてるっていうからね。 藤田 : そんなんがね全然。 北川 : […] 東高OG・OBの皆様、こんにちは。 【食料自給率を上げるには】 藤田 : 食料自給率を上げるって、上がるんやろか。 北川 : その問題を考えたときね、裕福な世帯っていうのは上がると思うんですよ。50%でも70%でも高価なものが買えるから。調味料でもなんでも買えるから。ただ、今サラリーマンの所得が下がってきて、例えば失礼やけど町住とか県住とかの人たちっていうのはすごく所得水準が低いから、美味しいものを食べたいけど、どうしても業務スーパーに行ってしまうと思うんですよね。そうすると自動的に海外から輸入したもので、添加物をいっぱい体に吸収してしまうと思うんですよ。そういう悪循環がある。食料自給率って所得と連動していると思うんですよね。 藤田 : 自給率っていうのは、今やったら海外からの輸入が多いからじゃなくて。 北川 : 僕がさっき言ったのは、どれだけ地元の物を食べるかっていう話しをしたんです。 藤田 : 安いのを買うから輸入に頼る? 北川 : イベントとかしたらよく業務スーパーに行くでしょ。ポテトとかって1kg200円ってね、日本じゃそんなのありえないでしょ。日本で1kg200円で売ろうと思ったら、末端の1次産業の農家の時給っていくらなんって話になるんですよね。商品の裏を見たらエジプトとかって書いてある。業務スーパーの商品の裏をみたら全部海外ですからね。そういうふうに思ったら、安いのを買おうと思ったら海外のものしかないっていう意味なんです。 藤田 : そういうことね。 北川 : 安い商品に皆が行ってしまうと日本の農業が育たないってことなんですよね。なんで一番そういうふうに思ったかというと、稲美町の中でそう言うのに熱い人が野寺にいるんですけど、グリーンライフを経営している花房弘明さん。今農産部長をしているんですけど、本気でビジネスとしてやっていて、無農薬や有機栽培にこだわっている。あの人に聞いたときに「(食料自給率を上げるのは)消費者が高いものを買う、それだけやで」って言ってたんですよね。それが買わない現実。花房さんは本当に良いものを売りたくってね。それで末端の農家さんも持続して作ってもらおうと思ったらね。国産の麦茶と海外の麦茶では価格差が2割国産の方が高いとするでしょ、消費者はそれを本当にわかって受け入れて買うかっていう消費者への投げかけなんですよ、最終的な結論は。どうしても安い方買ってしまいますよね。こだわりがなければ。 藤田 : そうか、食料自給率ってそう言う意味か。 北川 : 僕の考える食料自給率は、ちょっと広く言えば国産の物を食べるか、海外の物を食べるかなんです。もっと縮めていったら、県内産の物を食べるかどうか。それがカロリーベースであったりと2種類の考え方はあるけど。今国内産は39%って言ってるから。自分の体で言ったら、4割が日本産で出来ていて、6割が海外産でできているって、そういうことですかね。どこで火がつくかって予測できないけど、例えばみのもんたがカカオがいいっていったら店頭からなくなるとか。それでも一瞬ですもんね。 藤田 : とにかく日本の農家が物を作らなくっても、労働力が工業の方に行ってしまっているでしょ。そやから自給率も下がる。 北川 : そうそう。 藤田 : そうなのかなあって思ってたんやけど。農業で給料は出ないもんな。 北川 : 働き方で言ったらね、例えば僕らだったら年間1,800時間で、役所の平均収入が600万円と言われているけど、農業で言ったら実際に3,000時間は働いていると思っているんですよね。ただ働きっぱなしじゃなくて昼寝はしてるだろうし、拘束時間は10時間あるだろうけども、実際の労働時間っていうのはどうなんかなって思ったり。 つづく… 東高OG・OBの皆様、こんにちは。 【加工品の勝算】 北川 : 缶詰って面白いね。今、フランス料理とかイタリヤ料理のレストランで缶詰をそのまま温めてパンと一緒にお皿に乗せて出すっていうのありますよね。 藤田 : ホールトマトにしてたらね。湯むきして、皮だけ取って、缶詰にするんかな。そんなこともしてたし。6次産業としては調理したものを缶詰にしてもいいし、そこまでしなくても一部はケチャップを作るとか、食事の中の材料にして缶詰にして売るとかいうのもありかもしれない。 北川 : 缶詰って、稲美町が大転換する発想かもしれないね。ほんとに面白い。旬の物を缶詰って、面白い。それを納屋とか涼しい所に置いておいて。 藤田 : 冷蔵庫やろな。冷蔵庫じゃなくてもいいんかな。缶詰にしてたら。 北川 : その当時のソースのタイプはドロっとしてたやつですか? 藤田 : うちは両方作ってた。ウスターソースととんかつソース。主にとんかつソースが多かったな。 北川 : それはどういう形で売ってたんですか?缶詰かそれとも。 藤田 : 瓶で売ってた。4号瓶かな。ビール瓶くらいの大きさやったかな。 北川 : せっかく軌道に乗っていたのにやめられたっていうのは、大手にシェアーを奪われたからですか?それとも設備投資とか、作り手が2次産業3次産業に流れていったとか。 藤田 : いやー、俺あんまりやる気無かったからな(笑)。親父1人でやってたから。家内工業みたいなもんやね。もう少しやる気があれば良かったんかも知れないけどね。俺は商売人ちゃうもんな。 北川 : 今、ソースってすごく面白いと思うんですけどね。 藤田 : 面白いと思うよ。 北川 : 調味料って、けっこう高くても長く使えるから売れるんですよね。 藤田 : 岡さんが言うてはったんかな。6次産業について。 北川 : 岡さんが議会でね。これから天満大池に今の天満の直売所の3~4倍の規模の物を作ろうとしてるでしょ。そしたら、生鮮野菜って今の直売所の年間売上が5億くらいなんかな。米も合わせてね。今度は、10億も15億も売って行かなあかんからね。野菜だけじゃなくて加工品っていうのも作って行かなあかんのですけど、今まで稲美町って加工品に興味を示してなかったからね。加工品にしたら長持ちするし、面白いと思うけどな。しょうゆ、ソース。みりんはあるでしょ?その調味料が揃ったら稲美町は… 藤田 : 面白いけど、売れるんかな?値段的に。 北川 : 値段ね。面白いだけでなく安いもんやったら誰でも値段つけれるんですけど、持続していこうとなったらね。今オリバーソースは市場でいくら位で売ってるんかな。家で使う大きさはいくらくらいですか? 藤田 : […] 東高OG・OBの皆様、こんにちは。 「会いたい先輩」です。 今回は、藤田忠雄(高18)さんです。 今年の総会の席で、昔ソース作りをされていたとわかり、北川寿一(高41)さんとの対談が実現しました。 【ソース作りとの出会い】 北川 : ソースを昔作られていたって聞いて、お話を伺いたいと思ったんですよね。 藤田 : 神戸新聞にオリバーソースの記事が連載されているでしょ。 北川 : 知ってます。 藤田 : これですね。(スクラップしているのを見せて頂いた) ※参考記事:朝日新聞『阪神・淡路大震災とその後のデフレ不況を生き抜いてきた経営トップへのインタビュー連載企画「明日を拓(ひら)く」。シリーズ第3部、「とんかつソース」を世に出したオリバーソースで3代目社長を務める道満雅彦さん』2014年8月14日~連載 北川 : 日本には昔ウスターソースしかなかったのを、オリバーソースがどろっとしたとんかつソースを出したんですよね。 藤田 : この人のお父さんが、俊彦さん。 北川 : この人のお父さんと藤田さんのお父さんが繋がりがあったって言うことですか。 藤田 : 僕も一緒に行ったことがあってね。震災前は兵庫区松本通にあって、今はポートアイランドに移転したのかな。 北川 : 一番知りたかったのは、なぜ藤田さんがこの稲美町草谷の地でね、ソース作りを始めたかという、そのきっかけは何だったんですか。 藤田 : きっかけはね。親父が、荒内にあった酢屋の支店として神戸に出ていたからなんですね。 北川 : そもそも酢の原材料ってなんやろって考えた時に、お米なんですかね。 藤田 : お米ですね。お米を麹にして、アルコール発酵して、アルコール発酵したものの中に酢酸菌を入れたら酢が出来るんです。 北川 : 化学の世界では、でんぷん→糖→アルコール→アセトアルデヒド→酢酸になるんですよね。元をたどっていったら、でんぷんの元はお米だから、この時点で6次産業が出来ているというわけですね。 藤田 : 日本にあった酢はね、国内で作ってるのと、中東から入るのとがあったんですよ。この辺は酒屋が多かったから、酒粕を原料にして、そこにアルコールを添加して、それを培地にして酢酸発酵させて酢を作っていた。その支店として親父が神戸の新開地に神戸支店を出してハワイへ輸出してたんです。 北川 : その時代から世界へ展開してたって、すごいですね。 藤田 : 戦前かな。親父が行ったのが、昭和16年くらいとちがうかな。 […] 東高OG・OBの皆様、こんにちは。 『ビレッジ』を始めたきっかけが、娘さん(高50回)がインド人男性と結婚していたからと前述しましたが、娘さんはインドを旅行中インド楽器『タブラ』に出会いました。その教室に顔を出すうちに、習わないかと誘われて師匠になったのが現在の旦那さんだそうです。 旦那さんはインド楽器『ダブラ』奏者で、インド共和国60周年記念で演奏されるほどの方です。 インド楽器『タブラ』とは、北インドの打楽器です。 インド音楽には楽譜がないそうです。師匠の教える旋律を体で覚えて習得します。日本の落語の習得と同じですね。演奏も楽譜がないので共演者との即興となります。今まさに作り上げられる音楽を観客は体で感じることができるというわけです。 なんだか、すごいですね♪ 私も以前、『ビレッジ』でのインド音楽コンサートを聴きに来たことがあります。灯を落とした店内に、インド独特の音色が流れ、とても幻想的な雰囲気に酔いしれた事を覚えています。 また、演奏会を聴きたいです。
取材の最後に、インドのお話しをしてくださいました。 【インドのお話し①】 インド人は家族をとても大切にするということ。日本では、「便りのないのは良い便り」といいますが、インドでは、3日も便りがないと、連絡が出来ないほど何かがあったと思われるそうです。なので、娘婿さんは毎晩インドの家族に電話をするそうです。 また、インド人は目上の人を敬うので、娘婿さんを空港に送った時、セキュリティチェックに入る前に必ず藤本さんの足元にひざまずき、足の甲にそっと触れる挨拶をするそうです。帰国時にも同じ挨拶をされるそうです。 初めてのときは周りに大勢の人がいて驚いたそうですが、今ではインド文化と受け入れているそうです。 【インドのお話し②】 インドでは、「水に気を付けて」とよく聞きますが、藤本さんは初めて訪れたインドでオムライスにあたったそうです。日本ではよく見る料理だから気を許したそうですが…。翌日、ひどい下痢に悩まされたそうです。店先にあった卵を思いだし、料理される前から危険だったことに思い当たったそうです。 しかし、この経験以降一度もお腹を下したことがないとか…。 【インドのお話し③】 インドの電車の駅には、日本のように案内板がないため、停車した駅がどこなのかわかりません。藤本さんは、電車に乗ったらまず周りのインド人に何駅で降りたいんだと伝えておくそうです。そうすると皆が教えてくれるそうです。 国が違えば~ですね。 また、インドでは計画停電がよくあるそうで、夜のホームで計画停電が起きると、置き引きにあうので注意するようにって、娘婿さんからアドバイスをされたそうです。計画停電を狙った少年たちの犯行が多いそうです。 【インドのお話し④】 インドには1年に1度は行っているそうで、バナラシののどかな場所でのんびりと暮らすそうです。インド滞在中は、朝起きると、顔を洗い、歯をみがき、ヒゲを剃って、チャイを飲む。これがインドでのいつもの朝だそうです。 素敵な朝ですね~。 インドの家族を話をするときは、お孫さんが通訳をしてくれるそうです。子供は言葉を覚えるのが早いですね。うらやましいです。 インドのおじいちゃん、おばあちゃんと日本のおじいちゃんの間を行き来するお孫さんの姿が目に浮かびますね。なんて微笑ましい光景でしょう。
観光だけでは知りえないインドの裏側まで知っている藤本さんのお話をもっと聞いていたくなりました。 でも、この続きはまたの機会に伺うことにして、この辺で終わりにします。 最後に、お店の前で♪ 娘婿のチントゥーさん、お孫さんと一緒に 東高OG・OBの皆様、こんにちは。 ここで、人気のカレーを聞いてみました。 チキンカレーやキーマカレーが人気のようですが、甘めのカレーを好む人はバターチキンがオススメだそうです。 辛めのカレーを好む人はチキンチリがオススメ。もっと辛いのがご要望の方は、注文時に言うと厨房で辛くしてくれるそうです。 各テーブルにも辛いソースが置いてあります。 プルチャニというソースは、数種類のスパイスを煮詰めて作ります。 先日訪れた辛い物好きのお客さんが、この容器では足りなかったらしく隣のテーブルのプルチャニも食べていたようです。 このソース、辛いだけでなく、深い味わいがあるのでやみつきになるのかもしれませんね。 辛いソースといえば、チャトニという緑色のソース(左)が有名ですね。 ミントの葉、プレーンヨーグルト、食塩、スパイスをミキサーにかけて作るそうですが、こちらもやみつきになります。 ビレッジさんはテイクアウトもできます。 食べきれなかった料理もテイクアウトできます。 中でもナンは大人気で、ナンだけ3~4枚テイクアウトするお客さんもいるそうです。 ここで、ミニ情報! みなさん、知っていましたか? ビレッジで大人気のナンですが、インド人も毎日食べていると思っていませんか? インド人もお店でしか食べない料理だそうです。 まず家庭にタンドール(釜)がないそうです。 家庭で食べる主食は、ご飯(長米)、チャパティ、ロティと言われるものです。 チャパティ・ロティとは、粉と水を混ぜて捏ね、平たく伸ばして発行させずに焼いたパン。 お店で出るように、カレーの1つの器に1種類のカレーが入っているのではなく、大皿にご飯数種類のカレーや野菜を盛って食べるそうです。 ご飯はタイの長米と違って、香りがあり、食べると少しモチモチとした食感(日本米ほどではないですが…)があります。名前をバスマティライスといいます。 バスマティという名称は、「香りの女王」というヒンディー語に由来しています。
ではここで、今年5月14日にオープンした『インディアンキッチン タージ』をご紹介します。 カウンター席が10席と4人がけのテーブル席が3つあります。 土山駅から徒歩圏内にあり、一人でもぷらっと寄れて、ビール片手にインド料理を楽しむ事ができます。 私も近々取材と称して行ってみようと思っています。 また、新店『インディアンキッチン タージ』の情報も楽しみにしていてくださいね。 つづく… […] 東高OG・OBの皆様、こんにちは。 「会いたい先輩」です。 今回は、先日ご紹介した食事処『インド・ネパールダイニング ビレッジ』のオーナー藤本隆(高21)さんです。 『インド・ネパールダイニング ビレッジ』は、H21年3月14日に開店しました。 ビレッジのお店は、13年前はテイクアウトのお寿司屋さんでした。 藤本さんは、建物を建てて、場所を提供していました。 お寿司屋さんは1年くらい営業して撤退。次は、ラーメン屋さんが3~4年。 しばらく借り手がなく、その次の焼肉店は開店直前で話しが流れてしまいました。 当時、数年前に娘さんがインド人男性と結婚していたこともあり、じゃあ、インド料理屋さんをやろうということになって、『インド・ネパールダイニング ビレッジ』は誕生しました。 それから5年余り。 初めは稲美町では馴染みのなかったインド料理店ということもあり、お客さんは多くなかったそうですが、今では平日は主婦の女子会として利用されるようになり大賑わいです。ディナーにも子ども連れのご家族が訪れるなど、『ビレッジ』は稲美町に浸透しているようです。 食事できる空間が座敷で堀ごたつということもあり、訪れたお客さんはゆったり食事を楽しみ、食事を終えたお子さんが動き回っても、座敷という安心感があり利用しやすいようですね。 今回の取材も、日曜のランチ時間に訪れましたが、食事を終えて帰られるお客さんがいるかと思えば、また新しいお客さんが来店するといった感じで、お店に空席がない状態でした。 お忙しい時間帯に取材をお願いしてすみませんでした。 でも、ビレッジの人気ぶりがとてもわかりました。 そうそう!『食べログ 話題のお店に』に選ばれたんですよね♪ おめでとうございます。 訪れたお客さんが、誰かに紹介したくなるお店ってことですよね。 納得です!! 『インド・ネパールダイニング ビレッジ』 HP:http://r.goope.jp/village-inami/top
今回も取材と言いつつ、ランチメニューをしっかり食べてきました。 注文したのはAセットとラッシー。 今日のカレーは、ダル(豆)カレー、野菜カレー、チキンカレーです。 この中から、ダルカレー(右)と野菜カレー(左)を選びました。 今日のダルカレーはとても生姜が効いていて、すごく美味しかったです♪ 野菜カレーは、野菜やきのこがたくさん入って、体にやさしいカレーでした。 そして、甘めのラッシー。ラッシーとは、ヨーグルトをベースにした飲み物です。少し辛いカレーの合間に、冷たくて甘いラッシーは相性抜群!! 他にチャイもあります。チャイとは、インド式に甘く煮出したミルクティーをいいます。茶葉や香辛料によって味はいろいろありますが、ビレッジのチャイは本場インドの味を楽しめるチャイです。 つづく… […] |
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