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天満神社1

 

東高OG・OBの皆様、こんにちは。

「会いたい先輩」です。

今回は、天満神社の御宮司 藤田仟麿(高5)さんです。

天満神社は、飛鳥時代/白雉四年(653)に、錫杖地蔵を勧請して創建されました。

延喜元年(901) 2月に、菅原道真公が太宰府に向かう途上に当地で休息をしたという伝承から道真公を主祭神とする天満宮になったと伝えられています。

故に、この地は『仮寝の丘』とも呼ばれています。

本殿の中に入れて頂きました。

厳かな雰囲気が漂っていて、なんだか、身が引き締まる感じがしました。

この地に着陸した、ゼロ戦のプロペラが掛けてありました。

宮司の話を聞きながら、少し、時空を旅してしまいました。

もちろん、天満宮に必須の、梅の紋がありました。

この絵は、いにしえの天満神社祭りの様子です。

たくさんの神輿が出て、

手前には、舞を舞う舞台もありますね。

次回へ続く…

[…]

円光寺5

東高OB・OGの皆様、こんにちは。

では、今回は寺社建築を少し。

本堂を出て上を見ると、柱の端に像がいました。

ご住職に伺うと、『像鼻』と言うそうです。

柱の端に付けられた彫刻のことで、木鼻と言います。

木鼻にはいろいろな種類がありますが、円光寺は『像鼻』と『獅子鼻』です。

どちらも、お寺の守り神ですね。

あと、虹梁には『竜』がいて、屋根には『鬼(鬼瓦)』がいると…。

また、虹梁の中央には『輪宝』が彫られています。

『輪宝』は、理想の王とされる転輪王の七宝の一つで、車輪の形をしていて、王の外出の際にはその前を進んで障害を打破すると言われています。

そして、本堂に入る手前に階段があります。

その手すりには、『擬宝珠』があります。

『擬宝珠』は伝統的な建物の装飾で、橋や神社・寺社の階段、廻縁の手すり、欄干の柱の上に設けられています。葱坊主にも似ていることから、魔除けと言われたりします。

本堂には蛇が住んでいるそうです。

暑い日には、本堂から出たところで涼んでいるので、時には参拝者をビックリさせているようです。

円光寺を守っていいるものがたくさんありますね。

そして、本堂の正面に『明覚山』という額があります。

円光寺は、『明覚山 円光寺』と言います。

円光寺に訪れた際には、探してみてはいかがですか?

おわり

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円光寺4

東高OB・OGの皆様、こんにちは。

では、本堂から外を見てみましょう。

広い庭の左奥に、ひときわ大きい木がありました。

木の名前は「カイヅカイブキ」。

ヒノキ科の木です。

円光寺にある「カイヅカイブキ」は、樹齢350年~400年。

町内最古の樹木で、天然記念物に指定されています。

この日は、つつじがきれいに咲いていました。

庭の中ほどには、葉桜になった八重桜がありました。

この桜は、縁があって京都から来たそうです。

花が咲くととても見応えがあるそうで、その季節にもう一度訪れたいと思いました。

そうそう。

花と言えば、花祭りはご存知ですか?

4月8日、お釈迦さんの生まれた日をお祝いする仏教のお祭りですね。

キリスト教で言うと、クリスマスですか。

円光寺では、旧暦の5月8日に花祭りがあるそうです。

甘茶がふるまわれるそうですよ。

私も一度行ってみようと思いました。

庭の右には、お地蔵様がいらっしゃいました。

お地蔵様には毛糸の帽子と、赤い前掛けがされていました。

檀家の奥様方が、いつも洗濯してきれいにしてくださるそうです。

その横に小さな建物が…

そこは、檀家の奥様方が集まってお話しするところとか…

ご詠歌の練習場所にもなってるそうです。

メンバーには若い方もいらっしゃるそうですよ。

円光寺は、地域の皆さんの憩いの場であり、交流の場なのですね♪

次回に続く…

[…]

円光寺3

東高OB・OGの皆様、こんにちは。

興味深い話、その②

関西学院大学はアメリカンフットボールで有名ですね。

今日は、関学アメフト部に関する興味深いお話です。

それは、終戦時にさかのぼります。

終戦後、多くの学生さんが戦地から帰ってきました。

関学も然り。

その中には、アメフト部の学生もいました。

当然、アメフトを再開したい!という声が出ました。

当時の関学の先生に、円光寺と縁がある方がいて、住職に…

「アメフトの合宿をしたいんだけど、合宿所どこかないかな~」

と、相談しました。すると、住職は…

「円光寺で合宿するか?」

こうして、関学アメフト部の学生さんが円光寺でアメフト合宿を行うことになりました。

ご住職曰く…

「戦後の稲美町で、半袖、半パン、筋肉ムキムキの男達が、大人数でスクラム組むんだから、町民にしてみれば、仰天の光景だっただろうねぇ。(笑)」

いかにも!

グラウンドはどこを使ったんですか?の質問に…

「昭和20年に天満大池が決壊して、周囲の池に水が入らなかったから、水のない池をグラウンドにしてアメフトの練習をしていたんだよ。」

なんというタイミング!

その後、彼らアメフト部は甲子園ボールで優勝したそうですよ。

良い話ですよね~♪

写真はないんですか?の質問に…

「ここには、ないなぁ。当時の先生が持っていて、写真の中に女性の腕の中で産着にくるまれた赤ん坊がいるんだけど、それが私なんだよね~。」

あ~、その写真が見てみたい!!

次回に続く…

円光寺2

東高OB・OGの皆様、こんにちは。

前回に引き続き、円光寺です。

本堂の中で、ご住職から興味深いお話を伺いました。

興味深い話、その①

第二次世界大戦の時、稲美町は疎開先になっていました。

相野の辺りに飛行場があって、よく空襲があったって聞いていたので、稲美町が疎開先になっていたことに驚きました。

ここ円光寺は、元町駅北側にある下山手小学校の高学年の男子を受け入れていたそうです。

子どもたちは、お寺で寝食を共にし、天満小学校に通っていたそうです。

当然、空襲もあります。

その時は、お寺の傍の深い溝にみんなで逃げ込んだそうです。

何年か前に、その時の子どもたちが円光寺に来られました。

(円光寺が建て替えられる前です。)

円光寺での思い出は、つらく悲しいものばかりだったようで、皆さん涙されていたそうです。

次に続く…

円光寺1

 

東高OB・OGの皆様、こんにちは。

「会いたい先輩」です。

今回は、円光寺のご住職 小松靖典(高17回)さんです。

円光寺は、明治新政府が出した神仏分離令によって、この地に引っ越してきました。

皆さんは知ってましたか?

それまで、同じ敷地内にお寺と神社があったことを。

行事はすべて住職が行っていました。

神社は、鎮守の目的で存在していたようです。

なので、円光寺も天満神社の北側にあったのです。

その証拠に、円光寺にも梅の文様があります。

そう!瓦の模様が梅なんですね。

お寺の中を案内して頂きました。

いくつもの和室を紹介されて、本堂へ。

そうそう、その前に。

和室の柱に『六葉釘隠し』がありました。

釘隠しにはいろんな種類がありますが、この六葉釘隠しは、姫路城の釘隠しと同じですね。

それでは、本堂へ。

本堂は宗派によって内装が決まっているそうなので、円光寺は真言宗の造りですね。

ご住職は阪神淡路大震災の経験から、自然災害を考慮して、本堂にいろいろな工夫をされていました。

お寺は避難所になりますよね。

そこで、本堂の中を間仕切ってプライベート空間が作れるようになっていました。

 

その時に、どこからでも電源が取れるように、床の柱の中にコンセントが埋め込まれていました。

また、本堂もトイレもバリアフリーに。

本堂内にはたくさんの仏様がいらっしゃいました。(当然か…)

本堂の裏にも、たくさんの仏様が…。

そこに、興味をひく物がありました。

ずいぶん昔。

まだ五右衛門風呂(知ってるかな~)のような入れ物に、亡くなった人を座ったまま納めていた時代、清められた土を上から亡くなった人にかけていたそうなんですが、その土を入れる器です。ご住職曰く、とっても貴重なものだそうです。

次回に続く…

[…]

繁田糀味噌醸造所3

 

少し寄り道をしてしまいましたが続いて、お味噌を作っている場所です。

まずは米糀を作っている部屋から・・・

部屋は良質の糀をつくるために温度が一定になるように工夫された部屋で、部屋と部屋の間には30センチの壁があるそうです。さらにその30センチの壁の中には、焼いた籾が入っているそうです。

(入ってみると外は暑いにも関わらず、ひんやりとしていました。)

続いて、お味噌を仕込んでいる場所へ、お店の中に入って右側に広いスペースがあって、こちらでお味噌を仕込んでいます。

入ったところで、すぐに目に付くのが大きな釜、これで大豆をゆがくそうです。さらに奥には、大豆と米糀を混ぜる場所、ミンチにする機会などがありました。

奥にはちょうど、新商品を研究中で地元から分けてもらった***(企業秘密)を乾燥させているところでした。

最後に、お味噌を寝かしている場所へ・・・大きな樽がありました。

ここで、お味噌が熟成され・・・

完成です。

(おまけ) おしゃれな時計が掛けてあります。よかったら、見て下さいね。(詳しいことは秘密です)

どうでしたか?もし、お味噌に興味を持たれましたらよかったら繁田糀味噌までどうぞ!

繁田糀味噌醸造所

所在地: 675-1115 加古郡稲美町国岡 1066

TEL: 079-492-1708

FAX: 079-492-1708

(完)

[…]

繁田糀味噌醸造所2

お味噌作りの場所をお見せする前にみなさんはお味噌はどうやって作るかご存知ですか?

簡単にここで紹介したいと思います。

 

(こんなお味噌が作れるかな?)

お味噌は一般に雑菌が繁殖しにくい1月~2月に仕込むのが一般的で、材料は米糀、大豆、粗塩を、1:1:04の割合で利用します。また、塩を少なくすることで減塩のお味噌ができます。(減塩した分、カビが生えたりする可能性があり注意が必要です)

そして、大豆を茹でて、

茹でた大豆をひき潰し

米糀を粗塩と混ぜて、

さらにひき潰した大豆と塩と混ぜた米糀を混ぜ合わせます。

それを漬物樽につめて保存、熟成させます。

4月から5月に一回、8月に一回、天地返しといってお味噌を混ぜて均一に熟成させると完成です。

色々調べてみると簡単なようですが、完成するまで時間がかかり、色々大変そうですね。でも、苦労して作った分、おいしさも格別なはず・・・

もしよかったらご自身で作られては如何でしょうか。

ちなみに米糀を作るのが大変なようですが、12月~2月中旬に繁田糀味噌醸造所にお米を持ち込むと約一週間でお安くそのお米を米糀にしていただけます。

(お値段) 15Kg=7,000円 5Kg=2,500円

また、お米を持ち込まなくても、1Kg=800円でお分けしてしていただくことも可能です。ご興味のある方はぜひどうぞ!

繁田糀味噌醸造所1

 

こんにちは。

今回は稲美町の国岡にある繁田さん(高28回)の繁田糀味噌醸造所の紹介です。

場所は先日紹介した”いなみうどん”の道を加古川方面に行って一つ目の信号を右に曲がったらすぐにあります。

お店の様子・・・りっぱな建物です。

繁田さん、目印の”甘酒あります”とご一緒です。(田んぼ作業でお忙しいところお時間を頂きありがとうございます)

さっそく、中に入って糀とお味噌についてお話を伺いました。

お味噌の説明を受ける前にまず、甘酒の説明を甘酒を頂きながら、伺いました。

(500g=400円で販売しております♪)

こうじ、米、もち米のみで作った昔ながらの甘酒です。冷えた甘酒を頂くとほんのりと甘い味がして・・・いろいろ伺っていると、なんとこの甘酒は無添加で熱処理をしていないとのこと。非常に体にいいとのことでどうりでおいしい訳ですよね。

続いて、お味噌の説明へ

 

満天・・・この商品の名前は悩みに悩んで稲美町の”天満神社”の”天満”を反対にして”満天”と付けられたそうです。稲美町の人にとっては何か親しみがわきますねぇ~。

このお味噌は金南風(きんまぜ)というお米と大豆と天日塩浜菱を使用した無添加天然醸造味噌で、糀の割合が高いお味噌です。

続いて、穂の香は大豆が多めのお味噌。こちらも当然、無添加天然醸造味噌。

 

“満天” ”穂の香” ともに無添加天然醸造で出来ており、防腐剤などが一切使われておりません。だから、カビなどに最新の注意が払われているようで、カビが生えないようにちょっぴり、塩分が高めになっていて、それが昔ながらの味を感じさせてくれるそうです。

続いて、製造現場へ

[…]

井澤本家7

今日は、日本酒の種類についてお話しましょう。

普段、何気なく飲んでいる(おいしく飲んでいる)日本酒ですが、皆さんは違いを知っていますか?私は、全然知りませんでした。

「純米酒」「吟醸酒」「大吟醸酒」は聞いたことがあるでしょう。

純米酒はその名の通り、米を100%使用したお酒です。純米酒に一定量の醸造アルコールを加えて造ったのが、本醸造酒です。

この純米酒と本醸造酒は、精米歩合が70%以下(米の30%以上を削る)と決められています。

さらに、60%以下に精米した上、低温でじっくりと醸したお酒を「吟醸酒」、50%以下まで精米した吟醸酒を「大吟醸酒」といいます。

つまり、吟醸酒や大吟醸酒のうち、醸造アルコールを加えていないお酒を「純米吟醸酒」「純米大吟醸酒」というわけですね。

飲み比べてみると…

井澤さん曰く、米をたくさん削ったほうが、香りはフルーティで、のどごしすっきりだそうです。そして、アルコールを加えたほうが香りがたつのだそうです。

そう言われれば…そんな気も…

利き酒は、あまりたくさん飲むものじゃないですね…

どれがどれだか…

皆さんは蒸留酒って聞いたことありますか?

お酒を加熱してアルコールだけを蒸発させ、この蒸気を集めて液体に戻すと、元のお酒よりアルコール度の高いお酒になります。この度数の高いお酒が、蒸留酒ですね。

では、ここで皆さんに質問!

お酒を蒸留すると焼酎になりますが、ビールを蒸留したお酒はなんでしょう。

また、ワインを蒸留したら?

答え:ビールを蒸留するとウィスキーになり、ワインを蒸留するとブランデーになります。

皆さん、正解しましたか?

完(一旦、井澤本家の取材はここで終了させて頂きたいと思います)